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大千(ダイセン)について

株式会社 大千(ダイセン)の
基礎知識

仲卸会社とは

金沢市中央卸売市場の開設者である金沢市の許可を受け、ウロコ水産(株)や石川中央魚市(株)の卸売業者が実施するセリ売りや相対売りで品物を買い付け、市場内で仕分け・調整をおこなって、売買参加者や買出人に販売を行うのが仲卸会社です。仲卸会社は品物を分荷調製する重要な機能を持っています。株式会社 大千は、金沢市中央卸売市場に存在する仲卸業18社のなかで最大規模を誇ります。

仲卸会社の役割とは

株式会社 大千は仲卸会社として、卸売業者から買った品物を金沢市中央卸売市場内にある仲卸店舗で小分けにして、魚屋や飲食店などに販売します。
卸売会社は小分けでの販売は行いません。例えば、売買参加者である魚屋などの小売店が「マグロを買いたい」と思った場合、卸売会社から直接買うとなると、マグロを一本まるごと買わなければいけません。一軒の魚屋が大きなマグロを1本買ったとしても、量が多すぎて、全部売り切ることができません。そこで、まず大千のような仲卸会社がマグロを買い、魚屋が必要な量や必要な部分を小分けにして販売するのです。

水産物の流通構造

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